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3Dプリンターとは

3Dプリンターとは、「3D/CAD」や「3D/CG」データで作成された3次元データを元に
断面形状を積層造形することにより立体造形をおこなえる装置です。

弊社で使用している3Dプリンターは、FDM形式と呼ばれる「材料押出方式/熱溶解性積層方式」で、
フィラメントと呼ばれる材料をノズルから溶かしながら押出して造形するプリンターを使用しています。

材料は、工業用材料として広く取り扱われている「ナイロン」をベースに
複合材として「カーボン」及び「ファイバー」等を混ぜ合わせて造形することにより、
通常の3Dプリンターより強度の高い造形物を作成することができます。

3Dアイコン 3Dプリンターでできること

弊社では「MarkForged社製プリンター」を使用しております。

このプリンターの特徴として「強化ナイロン樹脂」に必要な強度や用途に合わせて
4種類の「長繊維ファイバー」を織込み、通常のナイロンよりも強度を上げ、
治具やロボットハンドのアタッチメント部分等の
軽量化と強度を上げることが可能です。

実際に弊社では、自社で製作している専用機及び検査機の治具に
3Dプリンターで製作された部品を使用しております。

下記は弊社で取り扱える樹脂製品の最大サイズになります。

最大造形エリア 330mm × 270mm × 200mm
積層ピッチ 50μm,100μm,125μm,200μm,250μm

また、今まで製造の困難だった「静電気拡散特性」の材料も使用することができ、
精密治具や試作品の基盤ケース等も製作が可能です。

弊社ではお客様よりご提供いただいた3Dデータはもとより、
スケッチをいただければ弊社設計部門にて設計してご希望の3D部品を製作いたします。

3Dプリンター